トムソン·ロイター社が手掛けるハイエンド法律メディアである「アジア法律雑誌」(Asian Legal Business, ALB)は9月24日、オンラインで「2020年度日本法律大賞」の授賞式を開催し、各賞の最終的な帰属を公表しました。これらの賞の趣旨は、業界をリードする法律事務所、優秀な企業法務チーム、および前年度における突出した取引事例の表彰にあります。金誠同達は中国大陸地区の中で唯一指名された法律事務所として、四軒のノミネートされた法律事務所の中から頭角を現し、唯一の受賞者となり、2年連続で「2020年度日本業務ベスト外国法律事務所賞」 (Japan Practice Foreign Law Firm of the Year)を獲得しました。
今回の受賞は2019年度の受賞に続き、金誠同達の二年連続の受賞となりました。これは、金誠同達の過去の一年間の努力や活動に対する皆さまからのご支持だけではなく、さらには、金誠同達の取り扱う日本法律業務の専門能力とサービス水準を業界の方々から高く評価していただけたことの表れであったものと確信しております。
金誠同達のマネジメントパートナーである張国棟弁護士は、テレビ会議システムを通じて大賞の授与を受け、皆さまへのお礼の言葉を述べさせていただきました。張国棟弁護士は祝辞の中で事務所を代表し、これまで一貫して多大なご支援とご協力を賜りましたクライアントの方々と各界の友人の皆さまへ、心から敬意と感謝の意をお伝えし、現状に飽き足らず、さらなる研鑽を積む決意を表しました。
新型コロナウィルスの感染拡大により、グローバル経済が災禍にさいなまれ、国際投資と貿易が新たな課題と挑戦を迎えている大きな背景の下で、金誠同達にとって、「年度日本業務ベスト外国法律事務所賞」の二連覇の光栄を頂くことは、引き続き日本法律業務を展開することに向けての強い励みとなります。金誠同達のシニアパートナーである趙雪巍弁護士と金英蘭弁護士は、このたびの栄誉を叱咤激励とし、引き続き外国投資のプロフェッショナル法律コンサルタントとして、日々精進し、クライアントの皆さまにハイクオリティな法律サービスを提供できるよう努力して参りたいと表しました。
日本業務部門?コアメンバー
趙雪巍 金誠同達シニアパートナー
趙雪巍弁護士は、北京大学法学部と東京都立大学を卒業後、日本と中国の大手法律事務所に勤務し、20年を超える執務経験を積み重ねています。趙雪巍弁護士の取り扱う業務は、外商投資、M&A、企業再編、企業清算、破産、独禁、国際貿易、仲裁等の各分野に広く及んでいます。特に、投資·取引スキームの策定、法的助言、および各種のビジネス交渉に長けており、充実した現地サポート獲得への献身、適切なアドバイス、懇切丁寧な対応などにより、依頼者の方々からの厚い信頼と高い評価を受けています。趙雪巍弁護士は、日本貿易振興機構(JETRO)の法律顧問を務め、日本商会および日中経済協会と緊密な協力関係を構築しており、中日友好協会の理事も唯一の弁護士代表として務めています。
趙雪岩 金誠同達シニアパートナー
趙雪岩弁護士は、東北財経大学と東京都立大学を卒業後、日本と中国の大手法律事務所に勤務し、20年を超える執務経験を積み重ねています。趙雪岩弁護士は、中国の東北地方における日本法律業務の第一人者として、政府部門での勤務経験、法学、経済学の専門知識を生かして、クライアントに対し、効果的な問題解決案を提供しています。趙雪岩弁護士は、外国法事務弁護士の資格を保有する以外、また、瀋陽市人民政治協商会議の委員、中国国際経済貿易仲裁委員会の仲裁員も務めています。
張国棟 金誠同達シニアパートナー
張国棟弁護士は、中国政法大学法学部と慶應義塾大学を卒業後、日本と中国の大手法律事務所に勤務し、20年近くの執務経験を積み重ねています。張国棟弁護士はM&A、独占禁止法、競争法、会社法および紛争解決を専門とし、渉外企業合併·買収取引や、事業再編上の法的アドバイスを提供し、各種の独占禁止·貿易規制、税関、外貨などの政府手続に関与しています。また、サイバーセキュリティ、測絵法などの面においても、深い理論的な知識と豊富な実務経験を兼ね備えており、自動車業界と医薬品業界のエキスパートと評価されています。張国棟弁護士は日本貿易振興機構(JETRO)の法律顧問と、北京市弁護士協会の独占禁止?競争法専門委員会の秘書長を務めています。
金英蘭 金誠同達シニアパートナー
金英蘭弁護士は、北京大学法学部を卒業後、日本と中国の大手法律事務所に勤務し、20年近くの執務経験を積み重ねました。金英蘭弁護士はM&A、外商投資、国際貿易、コンプライアンス、会社法務などの業務における実務経験が豊富であり、エネルギー、機械、自動車、医薬品、物流、電子商務(EC)、小売、不動産などの投資分野にも携わって参りました。金英蘭弁護士は外商投資現地企業における多種多様なニーズに応じ、ビジネス上付加価値の高いリーガルサービスを提供することができ、依頼者から高く評価されています。金英蘭弁護士は現在、上海市弁護士協会法律コンプライアンス業務研究委員会の委員を務めています。
簗瀬正人 金誠同達特別顧問
簗瀬正人会計士は、1985年に大手監査法人に入所し、1996年から1999年にPwC中国北京事務所に勤務しました。PwC税理士法人中国ビジネスグループのディレクターを務め、中国税務コンサルティングや、投資から撤退までの中国ビジネススキームの策定にかかわるサービスを担当しています。簗瀬正人会計士は2012年から2016年までに筑波大学大学院の非常勤講師として中国税法の講義を担当していました。簗瀬正人会計士は現在、金誠同達東京オフィスの特別顧問として、クライアントの皆さまに法律?税務一体化の総合サービスを提供しています。
韓尚武 金誠同達パートナー
韓尚武弁護士は、中国政法大学を卒業し、法学修士号を取得しました。韓尚武弁護士は十年を超える大手法律事務所における執務経験を有し、外商投資、争議解決、M&A、政府監督管理などの業務に携わり、特に、訴訟?仲裁、商業賄賂取締り、コンプライアンスなどの面において多くの実務経験を積み重ね、多くの重要かつ代表的な案件を代理して参りました。韓尚武弁護士は、グローバル企業の経営管理により発生する各種のビジネス問題に対し、プロフェッショナルで効率的なリーガルサービスを提供しています。
李太陽 金誠同達パートナー
李太陽弁護士は、北京大学を卒業し、法学修士号を取得しました。李太陽弁護士は十年を超える大手法律事務所における執務経験を有し、独占禁止?競争法、M&A、投資?撤退、会社運営?コンプライアンス、知的財産などの業務に携わっています。また、李太陽弁護士は環境保護、グローバル技術移転、輸出入規制、サイバーセキュリティなどの面においても豊富な実務経験を有しています。李太陽弁護士がこれまでに担当した案件は、インフラ、精密計器、医療用品、医薬品などの業界にかかわっており、多くの国内外のグローバル企業に対して迅速かつ効率的なリーガルサービスを提供しています。
王威 金誠同達パートナー
王威弁護士は、遼寧大学と横浜国立大学を卒業した後、日本と中国の大手法律事務所に勤務しながら、外商投資における豊富な実務経験を蓄積しました。王威弁護士は、外商投資、M&A、税関、不動産投資、インフラ、企業法務、紛争解決等の法律業務に精通しており、国内外における勤務経験を活かし、クライアントに対し、様々な法律問題の最適な解決案を提供しています。王威弁護士は、中国の東北地方の多くの企業の顧問弁護士を務めており、国内外の顧客から高い評価と厚い信頼を得ています。
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